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     100冊読書 Ayalist版  年間100冊目指して、本の感想
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       読書記録(2000年〜現在) → 読書記録〈作家別索引〉

2005-02-28

『道』 11:59

018(詩画集) 光原百合『道』(女子パウロ会)

黒井健さんの絵に惹かれて手に取ったら、作者が光原百合さんだったのでびっくり。素直な、いい詩だ。

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2005-02-25

『4TEEN』 11:58

017(小説) 石田衣良『4TEEN』(新潮社)

現代に生きる14歳の少年たちの日常、友情、冒険、不安、性と愛、生と死、めいっぱい詰まった短篇集。うちの長男くん(もうすぐ中2)やその友人たちと比べると、彼らはあまりにカッコ良くて、いいとこどりの気がしないでもないが(笑)、高層ビルのさらに上に広がる青空のように清々しい読後感。八篇の中からあえてお気に入りを選ぶとすれば「空色の自転車」かな。

 

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2005-02-24

『工学部・水柿助教授の日常』 11:54

016(小説) 森博嗣『工学部・水柿助教授の日常』(幻冬舎文庫)

限りなくエッセイ(もしくは日記)に近い小説。でも読んでいる間中、げらげら笑って実に癒された。人の心をリラックスさせる文章が書けるのは立派な才能だ。日常の謎系の不思議な出来事とその解答も面白かったな。

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2005-02-22

『紅楼夢の殺人』 11:53

015(小説) 芦辺拓『紅楼夢の殺人』(文藝春秋)

中国という慣れない舞台に人名、登場人物の多さに最初こそビビったが、あっという間に読者を物語に引きこむ、巧みで活き活きとした語り口はさすが。次々と人が殺されるのに、陰惨さがかけらもない(笑)。それを現実離れした絵空事と鼻白むか、この虚構性こそミステリの醍醐味と愉しむかは読者次第。私はもちろん後者だ。トリックの弄された理由が秀逸。

 

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2005-02-19

『重力ピエロ』 11:50

014(小説) 伊坂幸太郎『重力ピエロ』(新潮社)

まさしく題名通り、重いんだけれど、朗らか。この小説を通して「最強の家族」である彼ら四人と出会えたことが、一番の喜びだ。無謀を承知で云っちゃうけど、これ高校生の課題図書にして、皆にディスカッションさせたいなあ。レイプも放火も殺しもストーカーも家族も物語の結末も全~部ひっくるめて、それらについて自分の考えを形にしてみる。相手の意見を聞いてみる。もちろん正解なんてなくて当然、いろんな考え方があることを知るのもいい体験になると思うのよね。

 

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2005-02-15

『臨場』 11:46

013(小説) 横山秀夫『臨場』(光文社)

筆者が元新聞記者なだけあってリアリティー満点。「鉢植えの女」「餞」が特に心に残った。前者は反転する様が美しい。後者は宮部みゆきさんのある短篇を彷佛とさせる好篇。

 

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2005-02-12

『幽霊人命救助隊』 11:41

012(小説) 高野和明『幽霊人命救助隊』(文藝春秋)

うわあ、面白い! メガホンとか雪隠詰めとか、設定も良く出来てるんだわこれが。読んでいる間何度声を上げて笑ったことか。少々野暮ったさはあるものの、笑いあり、感動あり、現代社会の問題点(鬱病とか金融破綻とか)もしっかり盛り込み、お得な1冊。これぜひ、ドラマ化してほしいなあ。

 

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2005-02-09

『Q&A』 11:22

011(小説) 恩田陸『Q&A』(幻冬舎

ひとつの章がひとつの短篇のよう。「郊外型ショッピングセンターで多数の死傷者が出たが、いまだ原因特定できず」という設定から想像しうる様々な物語の羅列は、想像力の勝利! 特に序盤、事故当時の描写は迫力満点だ。集団心理の怖さや人間の弱さ、熱しやすく冷めやすい日本人の特徴なんかも盛り込まれ、「うんうん、こういう展開、ありそうだよなあ」と思わせられた(びっくり、な部分もあったけど)。各人の証言を集めることによって次第に事故の詳細が明らかになる『Q&A 謎解きバージョン』も読んでみたいな、と云ったら欲張りかなあ。

単行本の帯の絵は怖かった(笑)。

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2005-02-08

『リピート』 11:16

010(小説) 乾くるみ『リピート』(文藝春秋

リピートという現象に至るまでの準備段階が意外と長いんだけど、心理変化や行動が丁寧に描かれているので、自然に納得。後半のミッシングリンクの解決は、世界が反転する感覚が味わえて嬉しかった。ラスト「やっぱり〜」の一文が個人的にツボ。そうそう、アンタたち、端から見れば似た者同志なのよ。

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2005-02-03

『きょうはなんのひ?』 11:15

009(絵本) 瀬田貞二 作・林明子 絵『きょうはなんのひ?』(福音館書店

北村薫さんの『ミステリ十二か月』で最初に取り上げられていた絵本。こういうお手紙ゲーム、うちの子たちも子供どうしで良くやってたなあ。すべての手紙を通しての仕掛け、含みあるラストの一文。おお、ミステリだあ(^^)。

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2005-02-01

博士の愛した数式11:15

008(小説) 小川洋子博士の愛した数式』(新潮社

読み始めたら止まらなくなり、気がついたら泣いていた。謙虚さと思いやりに溢れた、これは常に手元に置いておきたい一冊。さすが、2004年本屋大賞受賞作。

 

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