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     100冊読書 Ayalist版  年間100冊目指して、本の感想
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       読書記録(2000年〜現在) → 読書記録〈作家別索引〉

2005-10-23

『タイム・リープ あしたはきのう』 23:29

081(小説)高畑京一郎『タイム・リープ あしたはきのう』(メディアワークス)

面白かった〜(^^)。「本格ミステリ・クロニクル300」にも入っている本作だが、本格そのものというより、本格好きな人の喜ぶ要素がたくさんあるって感じかな。パズルのピースがぴたぴた嵌っていくにつれ次第に見えてくる大きな謎、それに立ち向かう主人公たち。再読するとなお楽しめるぞ。

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2005-10-22

東野圭吾『容疑者Xの献身』 23:10

080(小説)東野圭吾『容疑者Xの献身』(小学館)

一人の男が知力の限りを尽くして組み上げた精緻なトリックに驚愕し、論理の枠に収まりきれずに溢れ出す人間の感情に心を揺さぶられた。ちりばめられた多数のパズルのピースがひとつ残らず回収される様も見事。東野作品は胸にずっしり応えるなあ。

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2005-10-17

『黄昏ホテル』 09:20

079(小説) e-NOVELS編『黄昏ホテル』(小学館)

作家20人によるオムニバス企画。特に印象に残ったのは「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」「神輿と黄金のパイン」「タイヤキ」「セイムタイム・ネクストイヤー」「悪い客」。オチのある話、笑えて心暖まる話が好みかな。ところでどうして発表時と掲載順を変えちゃったんだろう。

e-NOVELSの『黄昏ホテル』特集も併せて読むと面白い。購入ページには各作家の一言コメントもあるし。森山由海(=藤原ヨウコウ)さんの表紙画はPC上の方が発色が良くて断然綺麗。

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2005-10-09

『前田建設ファンタジー営業部』 08:04

078(専門書?)前田建設工業株式会社『前田建設ファンタジー営業部』(幻冬舎)

ウェブ企画を本にしたもので、HPで全部読めるし写真もあちらはカラーだし、でもすっごく面白くてうちの子どもにも読んでもらいたいなと思ったので、本も買っちゃった。知らなかったことを知る楽しみ(^^)。マジンガーZは名前は知ってるけど実は見たことないので、映像を見てみたいなー、ビデオ屋さんにはないかな。

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2005-10-07

『誰のための綾織』 23:49

077(小説) 飛鳥部勝則『誰のための綾織』(原書房)

題名が上手いなあ。物語のトーンがシリアスだったり えげつなかったりホラーだったりコミカルだったり‥と定まらないのが気になった(高校生の習作という設定だからしょうがないか。ホラー調の部分が一番好き)が、仕掛けには まんまとハマった。が、ミステリとして好みの部分がいっぱいあるのに、それだけで済まされないのがああもったいない。三原順の名前を一言も出さないでこんなに引用してしまっては、盗作のそしりをまぬかれないだろう。漫画をなめるな。

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2005-10-03

『ラインの虜囚』 17:09

076(小説) 田中芳樹『ラインの虜囚』(講談社ミステリーランド)

これは楽しい冒険譚!でもどこがミステリ?と思いきや、最終章で意外な真相が。おお、なるほど〜。子どもの頃『鉄仮面』も『巌窟王(=モンテ・クリスト伯)』もわくわく読んだことを思い出した。

『神様ゲーム』 17:09

075(小説) 麻耶雄嵩『神様ゲーム』(講談社ミステリーランド)

麻耶さんがこんなに“書ける”方だったとは、正直びっくり。今まで読んだミステリーランド(小野・殊能・太田・竹本・西澤・倉知・麻耶)の中で、描かれている少年の心理や言動が現実の彼らと最も近いと感じたのは、殊能作品と本作が双璧。内容のダークさがとかく話題になっていて、たしかにダークだし、このラストは子どもに分かるかいな(実は私も分からなくて、ネットであちこちの感想を読みあさってようやく理解(笑))と思ったけど、子どもの視点を見事に再現した語り口は、もっと評価されてしかるべきでは。

子ども向けの物語でも著者のカラーを突き通した点、本格ミステリのテクニックを惜し気もなく注ぎ込んだ点も私は買うぞ。原マスミさんの挿絵もベストマッチ。

『かたみ歌』 17:09

074(小説) 朱川湊人『かたみ歌』(新潮社)

「ま、いつものノスタルジックなホラーファンタジー路線なんだろうな」「最近鬼のように各小説誌に書いていらっしゃるから、そう毎回毎回ハイレベルを期待したら悪いよな」と、軽〜い気持ちで読み始めたら、とんでもなかった。登場する世相や音楽を(リアルタイムではないにせよ)ぎりぎり知っている世代なので、物語に入り込みやすかったせいもあるだろうが、そうした小道具がなくても(つまり当時を知らない若い人でも)充分に楽しめると思う。淀みない美しい日本語にも惚れ惚れ。

舞台は各話共通しているのだが、それ以外にも人物、小道具が微妙にリンクしているのが上手いなあ。泣けたのが「夏の落し文」「栞の恋」。前者はホラーとしても出色。「朱鷺色の兆」は、語り手が何故あんな長話を始めたかを深読みすると、ゾッとした。

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