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     100冊読書 Ayalist版  年間100冊目指して、本の感想
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       読書記録(2000年〜現在) → 読書記録〈作家別索引〉

2005-11-30

『れんげ野原のまんなかで』 12:32

094(小説)森谷明子『れんげ野原のまんなかで』(東京創元社ミステリ・フロンティア)

本を大切に思う気持ちが全編に満ちていて心地良かった。子どもからお年寄りに至るまで、幅広い年齢層の登場人物たちが的確に描かれている点にも感心した。ミステリの度合いの高い「立春──雛支度」がお気に入り。時折顔をのぞかせるユーモアも好きだなあ、「陸に上がったイルカ」まあなんとドンピシャな例えだこと(笑)。

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2005-11-27

『魔王城殺人事件』 13:12

093(小説)歌野晶午『魔王城殺人事件』(講談社ミステリーランド)

これは面白い!先だって行ったアンケートではさほど票が集まらなかったが、私は今まで読んだミステリーランドの中で(全作読んだわけではありませんが)一番ワクワクさせられたぞ。昨年のうつのみやこども賞で最後まで大賞候補に残ったのもナルホドとうなずける出来。結末の持っていき方も歌野さんらしいなあ。

『少女には向かない職業』 13:12

少女には向かない職業

092(小説)桜庭一樹『少女には向かない職業』(東京創元社 ミステリ・フロンティア)

不安定で浮き沈みが激しくて、そんな中学生の心情がうまく描かれていたと思った。島の、夏と冬の情景描写も印象的。ワゴン車の中のシーンが好きだな。

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2005-11-24

『やっぱり猫が好き』 03:31

091(脚本)もたいまさこ・室井滋・小林聡美『やっぱり猫が好き』(幻冬舎)

もともとの脚本は三谷幸喜さんで、ビデオから台詞を起こした物をシナリオとして再構成したのも、三谷さん。なので「三谷幸喜著」と云ってもいいような気が。私の大好きな「はまぐりぺぺちゃん」「松茸が食べたい!」が収められているのは嬉しいな。改めて読むと、「留守電ルンルン」「パーティーは終わった」あたりは、ラストのオチにつながる伏線が物語中盤にしっかり仕掛けられているのが分かって面白い。「プップッピ〜」は、予想もつかない展開になるのがすごいなあ。ミステリファンにはお馴染みの「猿の手」なんてのもあるよ。

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2005-11-22

『ゴーレムの檻』 22:47

090(小説)柄刀一『ゴーレムの檻』(カッパ・ノベルス)

難解‥ではないのだが、スケールが大き過ぎて私の手には余る、といった印象。でも、どう考えても不可能だろうと思える魅力的な謎を打ち砕く本格魂は、美しいと思った。「太陽殿のイシス」がお気に入り。ゴーレムが脱走した謎だけでなく、その後の展開にも整合性のあるところがいいな。

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2005-11-20

『着信アリ』 08:59

089(小説)秋元康『着信アリ』(角川ホラー文庫)

長女さんに薦められて読み始めたものの、小説の体をなさぬレポートのような文章に最初は「うっ」となった。が、物語は結構面白いし、怖い。そこそこ辻褄が合っているし、後半は思わぬ展開もあるし。題名のセンスはすごくいいなあ、シンプルだけど印象的。

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2005-11-15

『ななつのこものがたり』 21:58

088(絵本) 加納朋子・菊池健『ななつのこものがたり』(東京創元社)

加納さんのデビュー作『ななつのこ』(創元推理文庫)に出てきた本を実際に作っちゃった‥のだとばかり思っていたのたが、微妙に違った。駒子ちゃんファンにはたまらない一冊かと。P62,63の絵は特に、感慨深かったなあ。

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2005-11-07

『犬はどこだ』 22:11

087(小説)米澤穂信『犬はどこだ』(東京創元社ミステリフロンティア)

うわあ、めちゃめちゃハードボイルド。後半どんどん物語が加速していくのがすごかった。

『旧宮殿にて』 22:11

086(小説)三雲岳斗『旧宮殿にて』(光文社)

「二つの鍵」以外は比較的易しいトリックで、でも人物も情景もとても活き活き描かれているので、読んでいる間とても楽しかった。カタカナの名前が苦手な人でも、この小説は大丈夫よ。

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2005-11-06

『女王様と私』 22:42

085(小説) 歌野晶午『女王様と私』(角川書店)

帯に「問題作」とあるけど、どこら辺が? 至ってフツーの小説に思えたぞ、私は。本文以外にも仕掛けがあるところはニクいね。装幀が、イラストといい帯とのバランスといい素晴らしい(でもこの女性、誰よ?)、欲をいえば光沢のある紙質の方が良かったかな。

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2005-11-03

『半熟探偵団』 09:44

084(漫画)我孫子武丸×河内実加『半熟探偵団(1〜3)』(秋田書店)

探偵養成学校という設定は、ちと「何だかなあ」って思わなくもないけど、まあいっか。話がデカくなっちゃう後半よりは、小ネタの多い前半が好き。伊勢崎クンの意外なボケっぷりが気に入った(笑)。

  

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2005-11-02

『cat's-paw』 11:37

083(漫画)野間美由紀『cat's-paw』(秋田書店)

微細な超能力を持った面々が集って、という設定を聞いてコンゲームのような展開を予想していたので、ちと肩透かし。でも、人の心の機微は上手に描かれていると思った。

『アヒルと鴨のコインロッカー』 11:37

082(小説)伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』(東京創元社ミステリ・フロンティア)

えーん、読んでて辛くて仕方がなかったよお。坂道を転がるようにどんどん悪い方へと転がっていく物語をどうすることもできないもどかしさ。でも仕掛けにはびっくりさせられたし、何より「ための仕掛け」じゃなくて物語と密接に結びついた「必然性のある仕掛け」であることには、素直に感心。著者にしか書けないオリジナリティーあふれる作品であることも、大いに評価したい。

あとはもう自分との相性の問題なんだろうなあ。軽妙でカッコいいんだけど、軽々しくて癪にさわる、宝石と虫の死骸が一緒くたにポケットに突っ込んである、そんな印象なんだよね、伊坂ワールドって。

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