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     100冊読書 Ayalist版  年間100冊目指して、本の感想
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2007-11-22

『紙魚家崩壊』 10:47

077(小説) 北村薫『紙魚家崩壊』(講談社

なんとも味わい深い短篇集。最後の一篇が、エッセイですか?駄洒落ですか?と思ったら行き着くところはしっかり本格ミステリ。紙の上に文字を並べただけで、小説家はこんなこともあんなこともできてしまうのね、すごいなあ。

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2007-11-18

『クワイエットルームへようこそ』 10:44

076(小説) 松尾スズキ『クワイエットルームへようこそ』(文春文庫

映画と同じく、テンポの良さが心地いい。とても深刻な話なんだけど、筆致はからっと明るい。もうちょっと暗いところがあると、さらに物語が立体的に浮かび上がるんじゃないかな。

『ぼくのメジャースプーン』 10:44

075(小説) 辻村深月『ぼくのメジャースプーン』(講談社ノベルス

罪とか罰とか、とても重くて深いテーマに真っ向から取り組んだ作者の真面目さは大いに買いたい。秋山先生とぼくの授業がもう少し論理的に整理されて書かれていたら、ラストの驚きがさらに増したと思う。この先生のキャラはとても良いね。

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2007-11-12

ソロモンの犬』 10:39

074(小説) 道尾秀介ソロモンの犬』(文藝春秋

空をぽーんと5mくらい飛びましたよ、やられたね。最初のほうの「ある一行」をもっと活かすストーリー、キャラにすれば最上級ミステリになっただろうに、そこが残念。でも、犬の習性を絡めた謎と展開には、がっちり引きつけられた。

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2007-11-04

『凍りのくじら21:06

073(小説) 辻村深月『凍りのくじら』(講談社ノベルス

頭でっかちな主人公だなあ、とても真面目に書いているのは分かるけど長いよなあ、などと思いながらよいしょよいしょと読んでいたけど、お母さんが‥のあたりからページを繰る手が止まらなくなる。途中「?」だったことが終盤に氷解。綿密な伏線が一点に収束、というお話ではないけれど、おお、これは他の作品も読んでみよう。

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