2008-10-09トロール・ブラッド(上)
■ [読書]トロール・ブラッド(上)
おもしろかった「★★★☆☆」でした。
「トロール・フェル」、「トロール・ミル」と続いてきた<トロール>シリーズの完結編です。
孤児の少年ペールは、双子のおじの住む水車小屋に引き取られ、こき使われるようになる。おじ達は、宝物と引き換えに、ペールをトロール山のトロールに渡そうと企んでいた...(「トロール・フェル」)。
近くに住むヒルデの家で暮らすようになったミール。ある日、村で「アザラシ女」だと噂のある女性が、ミールに赤ん坊を預け、海に姿を消してしまう...(「トロール・ミル」)
そして、本書となります。
ヒルデの家で暮らすペールも16歳になっていた。ある日、平和な村に一隻のバイキング船がやってくる。平凡な毎日に嫌気が差し、冒険を夢見るヒルデを護るため、ペールは船に乗り込むことになってしまう...
少年だったペールもだんだんと大人になり、今度の冒険には、ヒルデや自分の身を護るだけではなく、恋の要素も強く絡んでくることになります。ペールをからかうハーラルや、恋のライバルであるアーネなどともまれながら成長していくペール。一人前の男としてヒルデの前に立ちたいものの...。そして、不気味な影に付きまとわれている船長や、トロールの血を引いているという船長の妻アストリッド。単なる恋と冒険だけではなく、不思議の要素もちゃんと織り込まれた北欧風のファンタジーです。
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「はてな年間100冊読書クラブ」147/150
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