biwa4_chronicleの日記

2007-02-13ヒューマン2.0

ヒューマン2.0 web新時代の働き方(かもしれない)

渡辺千賀ブログhttp://www.chikawatanabe.com/

朝日新書


インターネット進化に伴う経営形態の変化で、日本でもフリーランスの需要が増す。そんなシリコンバレーフリーランス生き方、あなたもどうでしょうか?」と、書いてあるわけやけど、「まぁ、そんなことは分かったこと」というかんじで特に新鮮では無かった。

本の構成が微妙で、最初は「シリコンバレー労働形態の分析」といった社会学的な内容から始まるのに、なぜか途中からいきなり「そんな環境生きるための心持」というふうな自己啓発本的な内容にシフトする。そのシフトチェンジがあまりうまくできてないので、読んでいて違和感を感じた。「何も考えずに書きたいこと書きまくった」というかんじ。

あえてこの本のいいところをあげると、シリコンバレーの雰囲気とかノリがしっかり伝わってきたところ。筆者も、タイトルの(かもしれない)で分かる通り、良くも悪くもすごくノリの軽い人。あまり物事を深く考える人タイプの人じゃないと思うから、そんなに勉強にはならなかったけど、話はおもしろいし、読みやすい。けど、シリコンバレーについてなら『ウェブ進化論』の著者、梅田望夫氏の『シリコンバレー精神』の方がずっと勉強になる。

結局、あんまり読む価値ないのかも(笑)

朝日新書は創刊したてみたいやけど、そんなノリの軽い人が、あまり考えずに、「売れればいいや」ってかんじのスタンスで本を出版している可能性があるので注意した方がいいかも。紙質もよく無いんですよ、これが。700円は高い!

2007-02-09ウェブ進化論

ウェブ進化論』-本当の大変化はこれから始まる

梅田望夫

ちくま新書

2006.2.10

。。。。。。

きっかけ


台湾旅行前に「もし暇な時間があったら読もう」と思っていた一冊。関空へ行く途中の電車で読み始めて、「台湾はいいからこれを読みたい」と思うくらい刺激的だった。これを機にインターネットへの興味が一気に加速した。


感想1 「総表現社会」について


「そういやクラスにあんなおもしろいやつがいたなぁ」という人が、ブログというツールを手にすることによって意見を発信する機会を得る。今まで一部の限られた人(作家新聞記者)のみによって行われていた表現という行為を、多くの人が手にすることとなる。そんな人たちがまともなことを発信することによって、社会は変わるかもしれない。

もしかしたら、自分が世の中を少しでも動かす力になれるかもしれないと思うとすごくワクワクした。


感想2 「Google」について


世界の天才頭脳を集めてトンデモないスピード進化を続けるGoogle。そして、今やウェブの世界を支配しようとしている。本書はその技術やビジョンについて分かりやすく解説しているが、はっきり言って「そんな集団を誰が負かせるんだ」、と思った。

そんなすごいビジョンを聞かされると、世の中で「起業熱」が加熱しているけど、誰も彼も「起業起業」と言っていていいのか疑問に思えてくる。もちろんGoogleは化け物企業なわけやけど。

Googleが世の中のルールを変えるかもしれない。今ある権威が崩壊して、新たな権威が生まれる。ルールが変わってもアナウンスされることはないだろうから、新しいルールについていくために勉強をし続けないといけないなと思った。