2009-04-22
アラビアの夜の種族
読書 | |
![]()
必要だと感じたので読んだ。
このテーマをこの手法で書かれるとは想像できなかった。
現在私が知っている作者のテーマは、ジャングル=都会、弱者=強者、感覚器=無意識。
引き出しは文化、豊穣な。現代日本の。
どうやってこの仕事を成しているか想像できるのに自分にできないので悔しい。あるいは、どうやってこの仕事を成しているか読者に想像させてしまう熱を浴びることが悔しい。
古本。
- 作者: 古川日出男
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/07
- メディア: 文庫
- 購入: 23人 クリック: 164回
- この商品を含むブログ (206件) を見る
- 作者: 古川日出男
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/07
- メディア: 文庫
- 購入: 17人 クリック: 25回
- この商品を含むブログ (137件) を見る
- 作者: 古川日出男
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/07
- メディア: 文庫
- 購入: 16人 クリック: 31回
- この商品を含むブログ (138件) を見る
犬はどこだ
読書 | |
![]()
どこから書いたのか想像つかない。
伏線が大量に張られており、さまざまな隠喩を感じるので、再読すべき。
たとえばある人物によって彼女は木登りが得意だったという説明があるが、木登りが必要であったろうと登場人物が想像するシーンにおいて、その証言を改めて思い出したりしない。伏線は読者が勝手に回収しろということか。
わざわざ伏線を後になってから「ちゃんと書いておいただろ」と思い返すような書き口は、たしかに親切ではあろうが、かっこいいものではない。それが当たり前になってしまっているだけで、なんの疑問もなくさまざまな小説でその手法が繰り返されているが、べつに法律でもないし、それをやったからといってどうということはない。ただ、読書に不慣れな読者へのアプローチとして有効なのかな、というだけなのだ。
図書館。
- 作者: 米澤穂信
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2005/07/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 27回
- この商品を含むブログ (243件) を見る
2009-04-01
読書メーター開始
読書メーターをはじめてみました。
右のグラフをクリックするとextrameganeのページに飛びます。
なんだかここを更新しなくなる気がします。
今期の読書量
30冊読むのにどのくらいかかるだろう? って思って数え始めたのがちょうど1年前の4月末だったようです。
ここに記録していない本を含め、いま30冊を突破したところ。のようです。どうやら。
ずいぶん本を読まない1年でした。
五月はピンクと水色の恋のアリバイ崩し
読書 | |
![]()
読んだ。いつ読んだか忘れたけどずいぶん前。
たぶんここでシリーズ挫折。
五月はピンクと水色の恋のアリバイ崩し 私立霧舎学園ミステリ白書 (講談社ノベルス)
- 作者: 霧舎巧
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/08/06
- メディア: 新書
- クリック: 6回
- この商品を含むブログ (33件) を見る
27/30
2009-02-17
巨船ベラス・レトラス
読書 | |
![]()
おもしれー。
フィナーレ感が華やかなのと、それをつくるための要素が伏線というか設定が序盤から出てきていて、メタフィクショナルな意味じゃなくて構成に目を見張った。
すべての創作はメタフィクションなんだけど、たいていの場合は受け手がそう感じ取ってないだけ、という着想を思い出したのでメモ。
- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/03
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 20回
- この商品を含むブログ (66件) を見る
26/30
ハーモニー
読書 | |
![]()
おもしろく読んだのですが虐殺器官のほうが燃えた。
ゆとゆとは逆らしい。
- 作者: 伊藤計劃
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2008/12
- メディア: 単行本
- 購入: 48人 クリック: 827回
- この商品を含むブログ (342件) を見る
25/30
2008-09-09
ベルカ、吠えないのか?
読書 | |
![]()
やっと読んだ。『LOVE』と対を成しているのだろうと予測していたが、ここまで意識して対応した作品として成立させているとは予想外だった。
二作においての、二人称の使い方を考えていきたい。
- 作者: 古川日出男
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/05/09
- メディア: 文庫
- 購入: 17人 クリック: 143回
- この商品を含むブログ (168件) を見る
24/30
冷血
読書 | |
![]()
ニュー・ジャーナリズムをよく知らないので全般の話かもしれないんだけど、どうしてこの事件を語るのに記述する範囲を「ここからここまで」って恣意的に決定できたんだろうなーというところが(解説を読むと家族の物語を強調するためなのかと思いつつ)不思議ながらも、そのとっちらかりぶりが面白いなーと読み進めた。
- 作者: トルーマンカポーティ,Truman Capote,佐々田雅子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/06
- メディア: 文庫
- 購入: 7人 クリック: 108回
- この商品を含むブログ (181件) を見る
23/30
2008-09-05
信長 あるいは戴冠せるアンドロギュヌス
読書 | |
![]()
二次大戦前のヨーロッパで人が会話する、戦国時代の日本を推測/回想/記述する、(古代のシリアはあんまり出てこないか)という構成。
戦国時代パートでは信長の行動を伝奇ってるので動きはある。
ヨーロッパパートはほとんど会話、たまに動きが。
読み終わったあとに「なんかすごいことを知った」「途中ハラハラさせられた」っていうことは(あるけど)薄いなーとは思ったのだけど、ただ読んでる最中、先が気になる感があって、おもしろかった。
ものごとを説明する順番がファンタジーだなーって感じたんだけどうまいこと例が挙げられない。
- 作者: 宇月原晴明
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/09
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 46回
- この商品を含むブログ (49件) を見る
22/30
2008-08-07
四月は霧の00密室
読書 | |
![]()
頭が冴えてないので、タイムテーブルとか平面図をうまく思い浮かべらんなかった。
あとがきの精神はすごくいいと思うので好感です。こういう挿画であることにも、口絵のところにもちゃんと意味があって。そういうのすごくいいです。
四月は霧の00密室 私立霧舎学園ミステリ白書 (講談社ノベルス)
- 作者: 霧舎巧
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/04/05
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 14回
- この商品を含むブログ (34件) を見る
21/30
2008-08-05
モーレツ!いたづら魔
読書 | |
![]()
1974年だかそんくらいの本。中学生くらい向け?
むかしのおっさんはくっだらないダジャレ好きだったよなーというのを思い出した。腹が立ってくるくらいの。
そういう理由で読んでて忍耐力を要する。時事ネタばっかりだし。
主役のコンビがヒロイン忘れてるしね、最後。
ただし出版が自由奔放だったなあ、昔のほうが。という思いも確かにあり。
批評の俎上にあげられてないとは思うんだけど、現代だったらこのくらいひどいものでも平然と批評されちゃってたりすんのかなーと思うと、いいのか悪いのか複雑。
でもたまにすごい光り輝いてる文字列とかある。
「まア! ダブルスーパー・ウルトラ・エッチの2乗×円周率」
このどうでもいい威勢のよさはいつか真似してみたい。
アマゾンにないのでリンクなし。
20/30
キリンヤガ
読書 | |
![]()
読書した充実感。気持ちいい。
これが連作短編っていうのもすごい。
ユートピア競作だとかもすごい。
- 作者: マイクレズニック,Mike Resnick,内田昌之
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1999/05
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 38回
- この商品を含むブログ (60件) を見る
19/30
2008-08-03
キャラクターズ
読書 | |
![]()
そんで結局これ文壇からの評価どうだったんだろう。
ここまでやって、なおかつめちゃくちゃじゃないっていうのが、なんだか残念な気も。
なんか小説よりコミック的な感じを受けて、それが新井素子言及につながるのかー? んー? ということを考えたりもできそうなんだけど。
- 作者: 東浩紀,桜坂洋
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/05
- メディア: 単行本
- 購入: 9人 クリック: 375回
- この商品を含むブログ (69件) を見る
18/30
AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~
読書 | |
![]()
読みました。
邪気眼ではなく、かつ自分探し中の人は、この本をどう読むのか気になる。たぶん手に取らないとは思うのですが。
- 作者: 田中ロミオ,mebae
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/07/19
- メディア: 文庫
- 購入: 37人 クリック: 1,400回
- この商品を含むブログ (388件) を見る
17/30
2008-07-21
さくらインテリーズ
読書 | |
![]()
まさか怒る人はいないと思うので話の核心を言ってしまうとですね、最後のほうでゾンビ的な生き物が出てきます。
最初はかったるいなーと思ってページをめくってたんだけど、中盤、人間がどんどん死に始めてからはすごいパワーでした。
なんでそういうラストになるのか、まったく意味がわからない。
予想もつかない展開っていうか、予想できるかどうかっていうのは、物語のあるべき形っていうマボロシを前提とした話じゃないですか。
『闇の楽園』には、まだ物語っぽさがあったんですけど、これにはまったくない。ただ腹から腸を出したいだけじゃないかっていう。
短編が4編つながってる形になってるんだけど、どうやら連載だからそうなってるみたいなんだけど、リアルタイムに話を追っていったら、毎回違う話なんでびっくりしたりしたのかな。
タイトルも4編のうちの1作目をそのまま使っただけで、どうでもいいしなー。まとまってないし、何の教訓もないし*1、無駄に人は死ぬし、まどろっこしいところもあるし、ほんとひどい。
読んでよかった。
- 作者: 戸梶圭太,箸井地図
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2008/01/11
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 33回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
16/30
明治・大正・昭和 日米架空戦記集成
読書 | |
![]()
- 現代よりいろんな文体が許されてる気がする
- 話芸が身近にあって、現代よりも音読寄りの読み方、かつ小国民向けのものも多い、そんなところかしら
- 現代でもケータイ小説の文章ひどいっていうけど既存の文壇から見たときスタンダードじゃないだけで、文法間違ってるとか、そんなんどうでもいいことだよなー
- 自然主義から始まる日本の小説界って、今の若い人からしたら強固なものなんだけど、昔の人はことの起こりを記憶していたりするんだろうから、「お前らはお前ら、俺らは俺ら」って対等にやってたのかも
- 非文壇、「純文学」以外、それらは歴史上、断絶しているんだろうか、それとも連綿と何かが受け継がれているんだろうか、主流の文芸よりかは、入手しにくいからなあ
- 古本読んでると、いつの時代も文章うまい人はうまいし下手な人は下手だ
- スタンダードが現在と異なる時代の非主流作品っていうのは読むべきだなーとか
- 「空想小説なんざ本道ではないのだ」的な価値観は今も続いています、べつにいいけど
- アメリカの反日感情がこのころしばらく続いていたんだなーって印象を受けました
- 海野十三をもっと読みたくなった
- 全体的にファック文芸部向け
- 作者: 長山靖生
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2003/07
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 14回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
15/30
*1:たまに太字で浮浪者の掟みたいなのが入るんだけど、もちろん一切役に立たない
2008-06-06
神曲奏界ポリフォニカ ウェイワード・クリムゾン
読書 | |
![]()
有名なものらしいんだけど、うーん。見栄えのいい箱だけ見せられている気がする。文章うまい人が心を閉ざして文字列を入力しているような、映画でいうとプログラムピクチャーてきな(悪口ではない)。スポイルされた後というか。
とくにさあ、作中にプロっていうのはこうなんだよ! みたいな仕事に対しての姿勢に関するセリフがでてくるでしょう、それがねえ……。悲哀をさそうよねえ。
しかも35歳以上向けって感じが……。若い子も喜んで読めるのかなあ心配。具が興味深いものだっただけに残念。でも短編が積んであるのでそれは読む。
神曲奏界ポリフォニカ ウェイワード・クリムゾン (GA文庫)
- 作者: 榊一郎,神奈月昇
- 出版社/メーカー: ソフトバンク クリエイティブ
- 発売日: 2006/01/14
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 19回
- この商品を含むブログ (117件) を見る
14/30

