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Books

2012-05-29

ブログ引っ越しました。

はてな日記に移っただけですが…。

やっぱこっちのがいいな(;´Д`)

http://d.hatena.ne.jp/hiro_words/

2012-05-22

二流小説家

二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

ようやく読了(-.-)

図書館で借りた本なのにずーっと読んでなくて、期限前の今日になり、1日がかりでほかのことをほっぽって読み終えました。効率の悪い生き方をしてるなあ、とつくづく思いますw 早朝以外では読書に集中しにくいんですよねえ。朝型になりたい。と言いながら超深夜にブログをUP。だめだこりゃ

『二流小説家』は、去年どっかで評判がいいと聞いたので借りてみた。

海外小説なのに予約もけっこう入ってて待たされた。

感想は・・・ん~、イマイチ・・・かも。。

ストーリーは、文才があって若い頃は文学を志してたけど鳴かず飛ばずで、気がついたらたくさんのペンネームで下品なジャンル小説エログロ)を書いていた二流小説家が、死刑間近の連続殺人犯に気に入られて自伝を書くことになり、事件の真相に迫っていく・・・とゆうもの。

作者の経歴からすると、この主人公はどうも作者自身がモデルですねw

本の後ろのアオリには技巧派と作者を紹介していますが、本当に上手い。

ストーリーの出だしは、文学の素養があって文章は非常に達者で小手先が器用で書き慣れているがとにかく話がつまらない、そしてどっかで読んだ気もする筆致の文学小説みたいになってる。これが主人公の本気で小説を書いた時の文章w

とっとと話を進めろやタコ、といい加減ヤジを飛ばしたくなる頃、連続殺人犯に接触する展開になり、そこからはだんだん面白くなってくる。情景描写が巧みで、作者が映画業界にいたこともあるからなのか、気が効いたコメディー調の会話もできる。

とにかく達者。。

そして、小奇麗で整い過ぎてる構成と展開はどっかで読んだような既視感満載で、目新しいものが何もない。

おかげで、登場してすぐにダレが最後の犯人になるのか分かってしまいました・・・。

だから面白くなかった。

前回読んだミレニアムスティーグ・ラーソンとの対比が鮮やか過ぎて笑える。スティーグ・ラーソンはいかにも書き慣れてない素人ってかんじで技術はとても荒削りで、はっきりいって下手クソ、ところどころ鼻につくところもあったけど、とにかく話が斬新でキャラ立ちがハンパなかった。

映画になる小説とならない小説の差がよく分かったような気がw

そして、アメリカ小説が今不調な理由も分かる気がするw

アメリカの新人小説家には、スティーグ・ラーソンみたいな本物の初心者はいない。

既存の小説を勉強しすぎ。

それが原因じゃないかって気がすごいした。

2012-05-15

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 下

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 下

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 下

下巻です。

ようやくこの長い小説のラストを…と思ったら、ラストじゃなかったw

そんな予感がしてたけど、やっぱりか~(_ _)

いちおうの区切りはついているものの、出るはずのものがまだ出てなく、そして新しい謎も持ち上がり、ミカエルのやりチンもそのままである。

4部で何が始まるのかだいたい想像ができる終わり方。

でもまあ、作者が生きてて4部があっても、読むかどうか自信ないな。。

あまりにも長すぎた。

読書スピードが早くない私にはちと辛い。

ストーリーは面白かったですけどね。

しかしこれだけのものでも2010年のこのミス海外編ではドン・ウィズロウの犬の力に負けてるんですか。

なんでだろう。長すぎるし途中で終わってて続きが書かれる可能性は100%ない残念小説だから?

犬の力もいつか読みたいと思いつつも、私の浅く広くしかも遅い読書ではムリかもという気が…。。。

積読が減らない…。

2012-05-10

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 上

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 上

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 上

ついに最終部。

2部は登場人物が誰と寝たとかそんな話ばっかりでうんざりさせられたが、ここでは1部から小出しに積み上げてきた”ちょ、詰め込み過ぎ”な感のあるそれ以外のエピソードがきちんと回収されていくので、読み応えがありました。

正直ここにきても構成のバランスが悪いんじゃないかと思えて仕方がないのですが(公安のくだりは作者が何をしたいのかとてもよく分かるし、最後は意表をつかれたのだが…途中が長過ぎるので寝そうになった)、この巻を読んで初めてこの作品の評価がやけに高い理由が分かった気がした。

スウェーデンのことはよく知らないが、ヨーロッパの果ての国ということで周辺国にさんざん振り回されてきた歴史があるのですね。

これは作り話で現実とは無関係なファンタジーだとしても、日本だったら実際にある組織を使ってここまで本当らしく書いたら許されないだろうなと思う。日本の場合は他所の国にそんなに影響されてこなくて、過去に起こったことはすべて国内の権力に責任があることだし。

1部でナチスがどうとかいう話が出てきて、これはどこに落ち着くんだと思ってましたが、ここですよね。。スウェーデンでは頭のおかしい極右ナチスだということで片付くんですよねw

そして最後の被差別層である女とマイノリティを上手に使って話をまとめていくところはすごいと思いました。

いや、思いましたけどね~。。

しかし…なんでここにきて円卓の騎士をもじるわけ?

アーサー王伝説に出てくる女は悪女マジキチドキュンばかりで、穿った見方をすると女に被害妄想を抱えている心の病んだ男の妄想みたいな話なんだが…。

アーサー王伝説を知らないとか?

いや…だんだん、わざとやってるんじゃないかという気がしてきた。。。

2012-04-30

ミレニアム2 下 火と戯れる女

ミレニアム2 下 火と戯れる女

ミレニアム2 下 火と戯れる女

ようやく図書館で借りられた。。

うちの図書館は、ネット予約では上下巻そろえて借りることができないので、リクエストカードという紙に「上下巻一緒に借りたい」と書いて提出することになってる。

ミレニアム2はうっかりネット予約したためにこんなことになってしまい。

3はリクエストカードで予約したんだけど、今ネットで見たらもう予約確定してた。もちろん上下巻そろって。カードを出してわずか3日。紙で予約した時とネットで予約した時では、明らかに対応に差があるw 

図書館員って仕事以外ではパソコンを触ったことがない輩が多いのではないかという気がしますよw この前など、予約をキャンセルしたかったけどネットからはできないので、図書館に電話したら、電話に出た図書館員がなんかゴチャゴチャ言って私を疑っている様子。私がその本を予約したようにはなっていない、などと嘘を吐くので、私のパソコンからはそのように見えていますよ、と言ったら、さらにメチャクチャ疑ってくる始末。こっちもマジギレ寸前。

まあ、ともかく。。

続きの下巻です。

上巻でこの作者は女性問題の本質なんか実はチットモ理解していないという印象を受けてしまったので、どうしてもその分批判的に読んでしまう。下巻でもその印象は変わらず。リスベットの生い立ちは作者的には最大の悲劇なのかもしれないが、この本の読者の女性の幾らかにさえ、それよりもっと口にできないような酷い目に遭っている人がいるんだろうと思ってしまう。そりゃ殴る蹴る刺す燃やすといった暴力は確かにヒドイけど、それよりもっとヒドイことが世の中にはある。

所詮はウケ狙いの薄っぺらいエンタメ小説にそこまで求める私が間違ってるんだろうけどさ(´・ω・`)

地味でシャレにならないような深刻な話よりも、派手にドンパチして最後に浪花節でお涙ちょうだいのほうが万人受けするに決まってるもんね。