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2006-10-08

[]デリダ──脱構築(59) デリダ──脱構築(59) - モジモジ君の読書記録。みたいな。 を含むブックマーク

デリダ (「現代思想の冒険者たち」Select)

デリダ (「現代思想の冒険者たち」Select)

 僕の議論はデリダっぽい、と何度か言われたことがある。しかし、実はデリダの著作はおろか、まとまった概説書を読むのもこれが初めて。僕がデリダに関連して読んだことがあるのは、こないだ読んだ『脱構築とプラグマティズム』のデリダ担当部分、そして、いろんなところでデリダの名に関連付けて書かれた諸々のテクストだけである。だいたい、デリダの文章、あれはなんだ。読んでも分からんではないか*1。つまり、僕の中のデリダとは、そうしたテクストたちから僕が浮かび上がらせた妄想なのだ。

 で、自己採点。今回本書を読んで、自分が歩いてきた/これから歩こうとしていた道筋は、大筋でそう外れてはいないな、と思えた。おそらく、出発点が良かったのだろう。僕の中の「デリダ的なもの」の起源は、そのほとんどが高橋哲哉「「戦後責任」再考」だ。文庫でわずか40ページにしかならないあの短いテクストの豊かさに、改めて驚嘆する*2

*1:去年、『法の力』を購入して少し読んだが、さっぱり分からない。しんどかったので、そのまま放り出していますが、最近パラパラめくってみたら、なんか分かりそうな感じ。なんでだろう?

*2:実は、高橋哲哉の著作としても、「「戦後責任」再考」の他には『反・哲学入門』、『歴史/修正主義』くらいだろうか。ろくすっぽ読んでないな(笑)。