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2006/06/18

[]『ドラゴンヘッド望月峯太郎

ドラゴンヘッド(10) (ヤンマガKCスペシャル)

ドラゴンヘッド(10) (ヤンマガKCスペシャル)

何年ぶりかに行った漫画喫茶にて、全10巻読了(/3h)。

当時かなり話題になった問題作。

何年か越しにようやく読んだ。


うーん、夢に出そ。。

人間の本質が表出する限界の状態を描いた作品は多いが、テーマテーマなので必然的に衝撃的なものになって話題になり、当然そのぶん完成度が求められてくる。

こういう人間の限界や非常事態テーマにした漫画の完成度というのは結局、物語の終わり方に大きく左右されるのではないか。

その点、この漫画の救いの無さというか、丸投げ感というか、尻切れとんぼ感というか、絶望・・・・うわわわ


ハチクロとか読んどきゃよかった・・


35/100

2006/06/10  

[]『姑獲鳥の夏京極夏彦

文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)

文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)

そのルックス(分厚さ)に二の足を踏むこと数ヶ月・・・

久しぶりに熱を出して寝込み、治りかけでじっと安静にしているのが退屈になって、ベッドの中で手をつけてしまいました。


一気読みするには体力がもたなかったが、うん、長いなー。

でもさすがに面白かった。

これが噂の京極堂シリーズですか。

この、関口君を主人公にもってきたのが、腕だよねぇ。

眩暈眩暈。


34/100

2006/06/06

[]『僕のなかの壊れていない部分』白石一文

僕のなかの壊れていない部分 (光文社文庫)

僕のなかの壊れていない部分 (光文社文庫)

これは・・・

主人公がまるで好きになれない。

共感も出来ないし、理解できない。

読んでいる間も、頁が空回りしている感覚だった。

ストーリーはすっと頭に入るのだが、なにも感じない。

しかし、これにより何かを考えさせられたのも確か。

主人公に同情するか、軽蔑するか、他の登場人物に何かしら思うか。

ちょっと、遠くから眺めるような感覚で読んでしまいそうになるけれど、ぐっと近づいて読み込んだほうがよかったのかもしれない。

でもそれをするには、気力がいると思う。

うかつに手を出してしまったことに後悔。


33/100

2006/06/01

[]『インド怪人紀行』ゲッツ板谷

インド怪人紀行 (角川文庫)

インド怪人紀行 (角川文庫)

とうとう読んだよ、ゲッツ板谷

癖があると聞いて躊躇ってたけど、読んだら以外にも読みやすい。

し、なにより面白いわ、この人。


世界は広い。

32/100

2006/05/25

[]『居酒屋ゆうれい』山本昌代

居酒屋ゆうれい (河出文庫文芸コレクション)

居酒屋ゆうれい (河出文庫文芸コレクション)


軽めなのを選んでみたらこれになった。

ただ、いまだらもさんにあてられ続けております。

何読んでも大生部教授がちらつくんですけど・・


まぁ、これはこれでおもしろかった・・・のだろうか・・

うーん・・・ある意味シュール、か


31/100

2006/05/22

[]『ガダラの豚[Ⅰ]』中島らも

ガダラの豚〈1〉 (集英社文庫)

ガダラの豚〈1〉 (集英社文庫)


らもさん・・・!この人の本にまた手を出してしまった・・・もう書かれていないから先がみえてしまう。。

読むものがなくなったときの悲しさが怖い。うわーん。



そしてやっぱりらもさんだった。

あてられまくり

[Ⅱ]を買ってないのが残念、早く読みたい。

けど読んだら終わってしまう・・。

うわーん


30/100

2006/05/15

[]『ありがと。―あのころの宝もの十二話』ダヴィンチ編集部


実は、これと間違えて買った・・・

orz

しかも吉田修一目当てで・・はいってねーし。。

内容は、女性作家で統一してたのかな?

十二話中内容覚えてるの二話くらい。

なんか・・がくーり・・・


29/100

2006/05/14

[]『嫌われ松子の一生(下)』山田宗樹

嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)

嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)

上巻から引き続き一気読み。

松子のまっさかさま人生には耐性がついてきたものの、相変わらず激しい。

下巻に入ったとたんにそれまでと段違いにすさんでいくし。

ちょっと暗い。

昔の話かと思いきや、松子の最期が現代であるところがミソかも。

思っていたより救いが無かった・・・。


トイレでちびちび読むにはもったいないし、移動中に読むにはひきずるし、やっぱり休日を利用して上下一気読みがおすすめ

28/100

2006/05/13

[]『嫌われ松子の一生(上)』山田宗樹

嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)

嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)

映画化されるとかで古本で買ってあったのを読んでみた。

街頭ビジョンなどで主題歌の宣伝が流れるのを見るようになって思い出した。松子役は中谷美紀らしい。

あの昭和歌謡な曲調も中谷美紀ももう一人の主人公役の瑛太(今調べた)もぴったりだったよ・・・無意識のうちに当てはめて読んじゃったのかもしれないけど、ぴったりすぎたんだから仕方ない。キャスト瑛太っぽいなぁ、と思って読んでたし。

退屈せずに一気読み。

下巻も買っておいてよかった。

こういう今と昔で場面が交互に書かれてるやつって読みにくくて好きになれなかったんだけど、これは今と昔それぞれの展開がスピーディーでとても読みやすく面白い。

久々のエンターテインメント小説


LOVE IS BUBBLE

LOVE IS BUBBLE

LOVE IS BUBBLEって・・・すげぇな。

でもこの「すげぇな」感が松子の一生とシンクロ

BONNIE PINKだったのか、なんか一皮向けた感じ。

27/100

2006/05/09

[]『いちげんさん』デビット・ゾペティ

いちげんさん (集英社文庫)

いちげんさん (集英社文庫)

翻訳された輸入本じゃありません。

日本語で書かれた国産本です。


日本人の「ガイジンさん」に対するステレオタイプな姿勢にいらつく外国人留学生の話。

この作品について何か言おうとすると「外国人なのに日本人以上に見事な日本語を書く」という驚きをやはり隠せないのだが、内容からするとまったく皮肉なものである・・・。

日本は島国だし単一人種国家なので、見るからに容姿の違う外国人を見ると警戒心(または好奇心、その他)を丸出しにしてしまいがちであるが、とりわけ古都京都には外国人のみならず観光客すらも「一見さん」とよんで開かれない、閉じられた排他的イメージがある。

古き良き日本の美しさと併せ持った、異郷の者に侵入されることを極端に嫌う気風。

京都舞台ではなかったらまったくもって成り立たない物語だ。


それだけの話ならどうということは無かったのだが、終わり方が爽やかですてき。

読後感で評価が上がった。


26/100