2008-12-30二本の銀杏 海音寺潮五郎
■ 二本の銀杏 海音寺潮五郎 司馬遼太郎が名作とほめた書

ふたもとのぎんなんと読む。読み始めたら止まらない。幕末の薩摩を舞台に斉彬の父、斉興が調所笑左衛門を藩財政改革の為抜擢し、その調所笑左衛門に見出された薩摩の北、赤塚郷の郷士の物語。
赤塚郷の村の東西に2つの郷士の家がある。その両家には樹齢200年にもおよぶ銀杏の木があり、この両家の一つ上山家の当主で、武士と山伏を兼ねる兵道家・上山源昌房と代々赤塚郷の郷士頭を勤める北郷家の当主・北郷隼人介、隼人介の妻のお国の話だ。

- 作者: 海音寺潮五郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1998/02
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