aullyの読書日記 このページをアンテナに追加

2006-10-08

[](002)八甲田山死の彷徨 17:50

八甲田山死の彷徨 (新潮文庫)

八甲田山死の彷徨 (新潮文庫)

仕事の関係で参加したコンベンションテーマだったので渋々通読。

コンベンション開催地でもある青森八甲田山日露戦争が眼前に迫った日本で実際に行われた雪中行軍の小説化。

コンベンションテーマが「リーダシップ論」だったんですが、雪中行軍に参加した二つの聯隊で、片や小聯隊を率いてほとんど生還させたリーダーと、片や中聯隊で10人に9人部下の命を失ない、自らも生死の境で命を断つ事になったリーダー、その違いはなんだったのか、というのが焦点。

あまりにもリアル恐怖を掻き立てるものだから眠れないまま読み通してしまった。怖かった。極限状態で人が狂っていく描写がもう恐怖。こんなの絶対好き好んでは読まない。

コンベンション講師の方から聞いたけど『国家の品格』の著者のお父上なんですってね新田次郎

参考:search:keyword:藤原正彦