aullyの読書日記 このページをアンテナに追加

2007-05-28

[](021)『ぬるい眠り』 23:34

短編集。

どこかで読んだことがあるな…と思いながら読んでたら末尾の初出一覧を見て納得。

  • ラブミーテンダー

 「小説NON」※

  • ぬるい眠り

 『アリスの国』※

  • 放物線

 「すばる」※

  • 災難の顛末

 「海燕

  • とろとろ

 「野生時代」※

  • 夜と妻と洗剤

 「週刊新潮」※

 「BAILA

 「江國香織ヴァラエティ

 「朝日新聞」※

(なお※印の作品は、『江國香織とっておき作品集』に収録)

…というような感じで書いてあった。「江國香織ヴァラエティ」と『江國香織とっておき作品集』は読んだもの。どうりで。

最近何人かの知り合いに「江國香織って不倫モノばっかり」と言われたので意識して読んでみた。ら、「とろとろ」なんかは始まりが普通に未婚の恋人同士で、おお!と思った。つまり、そこまでことごとく不倫だった、と。しかしその「とろとろ」、その後ヒロインは怒涛の二股三股四股…とやり始め、もう何がなんだか。確かに知人たちのいう事も一理あるかもしれない。それでも江國香織の特色はそういう、不倫とか、っていう設定に頼らずに物語りの軸を持ち続けることだと思うんだな。

ぬるい眠り (新潮文庫)

ぬるい眠り (新潮文庫)