aullyの読書日記 このページをアンテナに追加

2007-07-09フレンチ食べたい

[](027)『辻静雄コレクションⅠ』 22:55

大好きな『美味礼賛』の主人公モデルが自ら著作を残している事を知ったので購入。

全編著者の辻静雄がフランスをはじめヨーロッパ中を歩いて回って食べたおいしい食べ物ワインや食卓にまつわるもろもろの話を書き綴ったエッセイ集。

調理師専門学校を開校したして本格的なフランス料理日本に紹介した功績のある人、と『美味礼賛』を読んだときに知ってたけど、なんだか人間的にも奥行きの深い人で、それが文章ににじみ出ててすてきなおじさまだったのだなぁと改めて好きになった。

美味礼讃 (文春文庫)

美味礼讃 (文春文庫)

[](028)『雨はコーラがのめない』 22:55

江國香織の愛犬との暮らしを綴ったエッセイ

愛犬の雨と一階のリビングで聴く音楽の話。ほとんどが洋楽で、イングリッシュロックとかを聴いてる。

私は江國香織が「懐かしい」と語る音楽は世代が違うせいでまったく共感はできない。でもその音楽を語るときの瑞々しい表現は読んでるだけで頭の中に音楽が流れてくるような気がして楽しかった。

読んでる間中何の音楽もかけず、テレビもつけず無音状態でいたんだけど、何の気にもならなかったのは今にして思うとすごく当たり前。

雨はコーラがのめない (新潮文庫)

雨はコーラがのめない (新潮文庫)

[](029)『彩雲国物語―はじまりの風は紅く―』 22:55

久しぶりにこんな感覚になった。恋をしているような、なんだかどきどきが止まらない感じ。これは『破妖の剣』を読んでた頃以来の気持ち。

古代中国風の宮中どたばた劇、という感じ。いかにもラノベらしい設定。貧乏してる主婦根性バリバリの血筋だけいいお姫様バカ殿様ならぬバカ王様教育係として宮中にあがる、という話。すごいいかにも。

王様女性に興味はなく毎夜別の男を相手にしているという専らの噂。政には一切関わる気もなさげ。でも、そんな王様主人公女の子と触れ合うことで徐々に変わっていく。そして王様バカ殿様っぷりも実は表向きの話で…とか。とかとか。も~う、ものっすごい少女マンガの世界。でもでも、王様キュートさとか主人公に吸い寄せられていく様子とか、もうどきどきがとまらない。主人公に自分を投影して王様に言い寄られるたびにどきどきする。

このシリーズ、かなりの続き物なのでブックオフに行くか手っ取り早く本屋でそろえるか迷ってる。続きを買う事に関しては一切迷ってない。