aullyの読書日記 このページをアンテナに追加

2007-10-08しれっと3期目

[](001)『涼宮ハルヒの暴走10:26

エンドレスエイトといい、射手座の日といい、良作。

終わらない夏休み、ということでハルヒが「なんかやりたりない気がするから」というだけで何度でも夏休みループしてしまう構造。ありきたりなのかもしれないけど、一抹の切なさというか。夏休み特有のあの気持ちが分かるようでよかった。ループ構造に最初から気付いていた長戸が同じ事の繰り返しに飽き飽きしてたのが微笑ましすぎる。一万五千四百九十八回市民プールに行ってたとかって。

射手座の日もよい。すごい平和裏にコンピュータ研とゲームで対戦するって話なのに、すごいおもろい。アニメ版長門が徐々にキーボード操作が上達しまくる様子が描かれてたのが面白かったな。これは小説の忠実な解釈でありながら小説じゃこうは表現できないもんな。これ本の感想書くとこでしたっけ。うむ。長門コンピュータ研がズルをしてるのに気付いてアツくなる(宇宙人製の人型ヒューマノイドなのに)のがまたかわゆ。長門かわゆ。長門好き。

最近彼氏に「男に生まれてたらものすごいキモヲタになってたよね」といわれる。何で「男に生まれてたら」って条件が付くのか分からないけど、女の今もキモヲタだよね。キモヲタキモヲタ遺伝子で純血種なキモヲタ育てようぜ。

涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)

[](002)『思いわずらうことなく愉しく生きよ』 10:26

江國香織

三人姉妹の三者三様の生き方を綴ったもの。長女が夫からDVを受けるところが怖くて軽くトラウマ本。だけど、うん。それ以外を見れば面白かったから、再読はするだろうな。

『暴走』も『思いわずらうことなく…』も結構前に読んだんだけど、『思いわずらうことなく…』は最後に読んだ本のせいかまだ抜けてない感じがする。次女みたいにバリバリと働きサバサバと行動し、恋人にはベタベタとまとわりつくのはちょっとヤだけど、女なら少なからず共感できるところだし。三女も29にして夢見がちで、恋愛に対して懐疑的なところとか。

やっぱりこの江國香織の湿度の高さがすごく体にしみこむ作品だった気がする。

思いわずらうことなく愉しく生きよ (光文社文庫)

思いわずらうことなく愉しく生きよ (光文社文庫)