aullyの読書日記 このページをアンテナに追加

2007-11-02空前の孟嘗君ブーム

[](004)『孟嘗君1』 23:07

会社の先輩から勧められた本。

母が宮城谷昌光のファンで、本の読むスピードがとびきり遅い母が宮城谷さんの『晏子』を全巻読んだ記憶があったので、先輩から面白かったから貸そうかと言われたときにはすぐお言葉に甘える事にした。

借りたもののソフ開勉強があったので寝かせておいてたのですぐには読まなかった。晴れて試験が終わって読み出したらもう。全然止まらない。止まれない。場面展開の勢いに飲み込まれて目を離せなくなってしまった。本なのに目を離せないっておかしいよね。つまりハリウッド映画的な迫力があったわけです。本なのに。

斉の君主田氏の子どもの息子は生まれてすぐ「5月5日に生まれたから」という理由で父親に不吉がられて殺されそうになる。母親はいきなり自分で産んだ子を殺さなければいけなくなって嘆いていたところを家人が見つけてその男児は死から免れる。家人は自分の主君にその男児を預けたものの、その主君はある日突然襲撃に遭い、妻もろとも死んでしまう事になる。そこにたまたま通りすがった男、風洪は主人夫妻が惨殺されている家に残された男児を連れてきたことがきっかけで、斉を追われることになり…という感じ。

基本的にはほとんど風洪が主人公で、タイトルになってる孟嘗君はまだ泣く事しかできない赤ん坊。見所はなんといっても風洪の無頼っぷりとその侠義のかっこよさ。あと展開のめまぐるしさも。

既に2巻を半分読んでるところでこんな読了日記を書いていることすら落ち着かないくらい先が気になるのでこのへんにしときます。

孟嘗君(1) (講談社文庫)

孟嘗君(1) (講談社文庫)